出産 入院1日目

入院1日目、朝

朝になって助産師さんに、

「う〜ん、まだ産まれそうにないね・・・うまくいけば、夕方かな?」

 

「えっ?うまくいって夕方??もうすでに結構痛いんですけど?
さらっとゆうけど今から夕方ってあと半日くらいありますよね?
痛くて昨日一睡もしてないんですけど・・・」と一人で思っていた。

 

そして、朝一で母が到着。
昨日、入院前に今から入院することになったと連絡を入れていました。

 

「まだまだお産は先だろうと思って、朝一番でも間に合うと思ってきたけど、
まだまだ産まれなさそうね。」

 

来たのは朝だったけど、一睡もしていないらしい。
これからのお産に向けて、ごはんは食べられそうなら食べておいた方がいいとのことで
母が作ってきてくれたおにぎりとパンを少しかじった。
でもこの時はすでに痛みが強くなっていたため、おにぎり一つも食べることはできない程だった。
そして、お昼になって、子宮口の開き具合の確認のため、診察台へ。

 

「今4pだね。夜ぐらいに産まれるかな?今のうちシャワー浴びておいてね。」

 

「えっっっ???夜って・・・?!?!
シャワーって痛くてそれどころじゃないんですけど?!」

 

と思いながらも仕方ないので、シャワーを浴びることに。
シャワー室に入るまでにも何度も激痛に襲われ、休憩しながらなんとか浴び終えて部屋へ。
そしてまた眠気と陣痛に耐えていると、途中でなにやら吐き気が・・・
せっかく食べたおにぎりをリバース。
そして追い打ちをかけるように、陣痛の間隔は10分間隔に。
この時から絶え間ない痛みと眠くても10分ごとにくる痛みで眠れず、一向に進まない陣痛に心と体の疲労が募る。
そんな時に、研修生が2人、見学とお手伝いをさせてほしいと助産師さんからのお願いがあった、陣痛を苦しんでいるときに見せ物みたいで嫌だなとは思ったものの、承諾した。
でも必死に腰をさすってくれたり、陣痛の合間にお話ししているうちに少しリフレッシュもできた。
あまりにも進まない陣痛にみかねて、助産師さんが足湯を進めてくれた。
バケツにお湯をいれて、そこに足をつけるだけのものだけど、体が温まってお産が進みやすくなるらしい。
するとすぐに体中から汗が。陣痛も5分間隔になった。
歩いた方が陣痛も進むと言われ、ゆっくり病院内を母に支えられながら散策。
すぐに痛みに襲われ、途中で息を整えながら歩く。
この時は、すでにすごく痛いと思っていたけど、今考えればこのくらいまで家で耐えればよかったと思う。
なぜなら本当の陣痛は歩けるほどの痛みではないからだ。

 

そうとはしらない私に、母は横から囁く。
「こんな痛みじゃまだまだ産まれないわよ。歩けているし、会話もできてるもの」